お金と幸福度

高いプレゼントほど喜ばれる? 贈る側と受け取る側のずれの研究

約3分で読めます 出典照合済み(2026-10-10)

Boxes come all through our lives aimlessly, yet it appears to be come to state that there is dependably an unfaltering supply of them. In th
Photo: James Nash / CC BY-SA 2.5 / Wikimedia Commons
AIによる調査公開された研究をAIが調べて整理しました(家計・投資の助言ではありません。出典は末尾)。

誕生日や記念日のプレゼント。せっかくだから、と予算を上げてしまうことはないでしょうか。でも、受け取る側は本当に値段の高さを喜んでいるのでしょうか。研究では、贈る側と受け取る側で「良いプレゼント」の感じ方がずれていることがわかってきました。

3行でわかる

  1. 3つの研究では、贈る側は高いプレゼントを良いと評価した一方、受け取る側はむしろ安いプレゼントを良いと評価する場面があった。
  2. 実際のプレゼントのやりとりを調べた実験では、物よりも体験のプレゼントのほうが、二人の関係を強めていた。
  3. お礼のプレゼントを贈るかどうかは、感謝の気持ちよりも「借りがある」という気持ちで決まりやすかった。

01贈る側と受け取る側では「良いプレゼント」の基準がずれやすい

贈る側は、値段が高いほど品質も良いと考え、良い贈り物だと感じやすい傾向があります。一方、受け取る側は、値段の高さをそれほど重く見ていないことがあります。

プレゼントを選ぶとき、贈る側は「相手にどう思われるか」を気にします。値段の高い物は、気持ちの大きさを表すように感じられます。

しかし受け取る側は、値段よりも、使いやすいか、自分に合っているかといった点を見ていることがあります。

このずれに気づかないと、予算を無理に上げても、思ったほど喜ばれないことがあります。

02研究でわかっていること

贈る側と受け取る側で、値段の受け止め方が違っていました。また、物よりも体験の贈り物のほうが、関係を深めていました。

Liuら(2022)[1]

3つの研究で、値段がプレゼントの評価にどう影響するかを、贈る側と受け取る側で比べた。贈る側は高いプレゼントを良いと評価し、受け取る側は安いプレゼントを良いと評価した。贈る側では「高いほど品質が良い」という推測がこの評価を生んでいた。ただし、この差はプレゼントの種類によって変わった。

対象: 中国の大学生 約360人(3つの研究。イヤホンを贈る・受け取る場面を想像して評価した) / 限界: 贈り物の種類によって結果が変わり、すべてのプレゼントに当てはまるわけではない。

ChanとMogilner(2017)[2]

実際の人間関係の中でのプレゼントのやりとりを調べた。物(手元に残る品物)よりも、体験(その場で味わって楽しむもの)のプレゼントのほうが、二人の関係を強めていた。一緒に体験しなくても、同じ傾向だった。

対象: 実際の人間関係でプレゼントを贈ったり受け取ったりした人たち / 限界: 関係の強さは本人の評価で測っている。

Oishiら(2025)[3]

3つの研究で、お礼のプレゼントを贈るかどうかを決める気持ちを調べた。感謝、借りがある気持ち、好意、尊敬のうち、贈るかどうかを最もよく予測したのは「借りがある」という気持ちだった。

対象: 米国の大学生 合計1,000人を超える参加者 / 限界: 高校の先生へのお礼という場面に限られる。

03今日からできる小さな一歩

プレゼントの予算を上げる前に、相手が何を喜ぶかを考えます。物にこだわらず、体験を贈ることも選択肢に入れます。

1

相手が欲しい物を聞いてみる

サプライズにこだわらず、相手が欲しい物を直接聞いてみます。受け取る側の基準に合わせやすくなります。

所要 5分

2

体験のプレゼントを候補に入れる

食事、ライブ、ワークショップなど、その場で楽しむ体験を候補に加えます。研究では、体験の贈り物が関係を深めていました。

所要 10分

3

予算の上限を先に決める

プレゼントを探す前に、無理のない予算の上限を決めます。高いほど喜ばれるとは限らないことを思い出します。

所要 3分

04続けるためのコツ

プレゼントは、値段で気持ちを測るものではありません。無理のない範囲で、相手のことを考えて選ぶことが大切です。

05よくある質問

プレゼントとお金について、よく検索される疑問に研究の範囲で答えます。

高いプレゼントほど喜ばれる?

そうとは限りません。研究では、贈る側は高い物を良いと評価する一方、受け取る側はむしろ安い物を良いと評価する場面がありました。

物と体験、どちらのプレゼントがいい?

研究では、物よりも体験のプレゼントのほうが、二人の関係を強めていました。一緒に体験しなくても、同じ傾向がありました。

お礼のプレゼントはなぜ贈りたくなる?

研究では、感謝の気持ちよりも「借りがある」という気持ちが、お礼のプレゼントを贈るかどうかを最もよく予測していました。

プレゼントの予算はどう決めればいい?

無理のない上限を先に決めることをおすすめします。値段の高さより、相手が喜ぶかどうかを基準に選ぶとよいでしょう。

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出典

  1. Liu, N., Lou, Y., Wang, X., & Li, S. (2022). More Expensive, More Attractive? The Effect of Pricing on Gift Evaluation: Differences Between Giver and Receiver. Frontiers in Psychology, 13, 790434. https://doi.org/10.3389/fpsyg.2022.790434
  2. Chan, C., & Mogilner, C. (2017). Experiential Gifts Foster Stronger Social Relationships Than Material Gifts. Journal of Consumer Research, 43(6), 913-931. https://doi.org/10.1093/jcr/ucw067
  3. Oishi, S., Lee, M., Koo, M., & Cha, Y. (2025). The psychology of a thank-you gift: Who gives it and why? Applied Psychology: Health and Well-Being, 17(3), e70030. https://doi.org/10.1111/aphw.70030